当科での臨床研究に関する当院患者様へのお知らせ

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環軸関節亜脱臼に対する術中CTを併用したMagerl法の合併症予防効果の検討

研究の意義:

環軸関節亜脱臼においてMagerl法は2本の螺子のみで強力な固定が得られる有用な手術方法です(図1)。Magerl法は優れた手術法ですが最大の合併症として椎骨動脈(VA)損傷があり、時に致死的となります(図2)。Magerl法には頸動脈損傷の報告もあり、これは環椎前方へ突出する螺子が原因となります(図3)。以上のようにMagerl法の螺子設置位置は合併症を避けるため非常に重要です。当院ではNEOC System(Nakashima medical)を使用して安全な螺子刺入を心掛けています。2016年からは術中CTも併用し、より安全性の高い手術を行っています。

図1 Magerl法 環軸関節を2本の螺子で固定します

 

図2 VA損傷:螺子は屈曲点(★)近傍でVAを損傷することがあります。この図の場合、左のVAの方が屈曲点(★)が高いため損傷しやすいことがわかります

 

図3 内頸動脈の走行:Magerl螺子の出口点の前方を走行します


研究の目的:

Magerl法における術中CTの有用性を明らかにすることです。

研究の対象:

本院にて2013年以降にMagerl法を施行した方です。

研究の方法:

術中CTを使用した患者群と、術中CT導入前の患者群を比較します。術後CTで各群の螺子の設置位置を評価し比較します。患者さんに新たに協力して頂く検査などはありません。個人情報の取り扱いについては、十分に注意を行い、論文投稿や学会発表等では、個人情報が特定されないように致します。また、被験者より個人情報の開示の求めがあった場合は、すみやかに開示を行います。

※ご自身の既存情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の
申し出先までご連絡ください(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。申し出を
された場合は、当該研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
※対象者の方(その代理人)の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、当該臨床研究計画及び当該臨床研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
※本研究にて取得しました情報は、当該研究に関わる者と個人情報の管理者(長谷川彰彦)が利用いたします。

研究期間:

2019年9月3日 ~ 2022年9月2日

個人情報の内容およびその利用目的、開示等の求めに応じる手続き:

対象者の方の個人情報の取り扱いについては、十分に注意を行い、論文投稿や学会発表等では、個人情報が特定されないようにいたします。
また、当該被験者より個人情報の開示の求めがあった場合は、すみやかに開示を行います。

個人情報の取り扱いに関する相談窓口:主任研究者(整形外科学 講師(准))中野敦之

利益相反について:

本学は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。
当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。

研究者名:

所属 職名 氏名
研究責任者 整形外科学 教授 根尾 昌志
主任研究者 整形外科学 講師(准) 中野 敦之
分担研究者 整形外科学 大学院生 大保 拓也

問い合わせ、参加拒否の申し出先:

〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科大学 整形外科学
(大阪医科大学附属病院整形外科)
担当:中野 敦之
TEL 072-683-1221(代表) 内線 6428